2019年07月21日

誕生日に何か書いてみる。その13

恋人は半魚人(水中呼吸的な意味で)

第十三回目は

「悪魔城ドラキュラXX」

1995(平成7)年7月21日(金)、今年で24周年です。

まさかの「血の輪廻」続編(※発表時の仮題は「悪魔城ドラキュラX2」)という驚きと嬉しさはあったものの、主に絶対的な容量の差から「血の輪廻」を超えるのは難しいのではないか…という期待と不安が混ざり合った複雑な気分で待っていた記憶を思い出します(でもきっとコナミだし! という期待のほうが上回っていたのは確か)

で、触れてみた印象としては、良い部分と悪い部分がものすごく極端な「尖った」出来だなあ…と。
これはこれで「悪魔城ドラキュラ」らしいとは思うのですが。

●良い部分
・シリーズトップクラスの効果音。
特にムチのヒット音はこれだけでも本作の数々の難点を許せる気がするくらい(あくまで気がするだけだけど)の爽快さ。

・BGMの再現度。
生音をSFCの内蔵音源だけでここまで再現するコナミの変態技術(褒め言葉)はさすが。
新曲もGOOD。

・カートゥーン調のグラフィック
全体的にビビッドで輪郭がクッキリした「血の輪廻」と比べると、渋くて落ち着いた印象のグラフィックはとても雰囲気が良い。
さらに、半透明+ラスター処理での炎の表現や、薄暗いモノトーンで統一された時計塔など、見どころもたくさん。
オープニング&エンディングの陰影を強調した一枚絵も雰囲気に合っていてカッコイイ。

・シリーズ初期を彷彿とさせる「死んで覚えろ」「救済はない」。
アイテムクラッシュがヘッポコ威力なのでゴリ押し突破はほぼ無理で、ステージもボスもきちんとパターンを組んできっちり丁寧に捌かなければクリアは難しい。
操作性の悪さからくる部分も多少はあるものの、この「熱さ」はとても懐かしい感覚(「X68版」は当時やれなかった)

・アネットの外見がはるかに良くなった。
もう田舎娘とも年齢詐称とも言わせない。
流用だったのは長年知らなかったけど。

・エンディング
終劇には余計なテキストも装飾も不要。男は黙って背中で語れ。
大した内容でもねーのにだらだらくっちゃべってんじゃねーよ。

●悪い部分
・ミョーにもっさりとしたリヒターの挙動。
ブン投げたくなるほどじゃないけど、地味に気持ち悪さを覚えるモタモタ感。
かと思えばジャンプすると少し速くなるという謎仕様。
この全体的にヘンな挙動が本作の最大の特徴…と言うとちょっとアレですが、これのせいで他にはない独特な慣れを必要とするのは確か。

・サブウェポンのバランス調整
9割斧ゲー。やたらと判定が強く、ステージとしても斧前提(持っていると格段にラクになる)の足場や敵配置がかなり多い。ボスも斧が有効な敵が半数を超える。
逆に無理して探さなければ使いどころを見いだせない聖水。アイテムクラッシュはハートを20も消費して(最大)ムチ2.5発分という見掛け倒しのクソ奥義に…(涙)
まあ、サブウェポンのバランスにわざと強弱をつけるのは「初代」から不変の仕様でもあるのですが。

・何だこの足場わあ!?
そりゃあ決戦の緊張感は欲しいけど、最終ボスとの死闘に求めているのはそういうことじゃない…。

−−−−−

結果、良い部分と悪い部分が打ち消しあって「普通かも…」となる。
決して面白くないわけでも出来が悪いわけでもない(むしろ「熱さ」は相当ある)んですけど、シリーズ全体で考えると真ん中かちょっと下くらいが妥当ですかね。

続編が作りたかったのか、リメイクが作りたかったのか、結局最後まで位置づけがハッキリしなかったりと、スタッフにも「迷い」が感じ取れたのも影響したのかなあ…。

最後に余談だけど、冒頭の「アネット姉さん肺活量パネェ」ネタ、リヒターが隣の部屋(だんだん水位が上がってくるところ)に入った時点で罠が作動したと考えれば、水没していた時間はせいぜい数分程度…ということなのかも。
もっとも、「水に浸かって数秒で死ぬリヒター」とか、「水位の上昇が止まってから1時間待っても平気」とか、「あんな細いパイプからの水量で短時間にあれだけ水位が上昇なんて無理」とか「あの勢いで排水されたら普通に流される」とかツッコミどころも多いから、本当のところはどうなのかよく分からんけど。

■同期のシリーズ作品
なし。

■同期のコナミ作品
「実況おしゃべりパロディウス(SFC)」「がんばれゴエモン きらきら道中」「幻想水滸伝」「出たなツインビーヤッホー!(PS、SS)」「極上パロディウスだ!(SS)」「ときめきメモリアル(PS)」「ツインビーヤッホー!(AC)」など。

■同期の他社作品
「クロノ・トリガー」「ロックマン7」「ロックマンX3」「ヨッシーアイランド」「美食戦隊薔薇野郎」「聖剣伝説3」「ロマンシング サ・ガ3」「ドラゴンクエストVI」「イースV」など。

「クロノ・トリガー」は「平成最高のゲーム」とか言われていましたね。
個人的には薔薇野郎のほうがツボですが。
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